トップページ > 学術集会 / 研修会案内

  いますぐ参加申込 参加受付期間: 2024年 10月21日 ( 月 ) ~ 2025年 1月20日 ( 月 )

第22回 日本生殖心理学会・学術集会 開催のご案内

ご挨拶

謹啓
このたび、第22回日本生殖心理学会・学術集会会長を拝命しました東京大学産婦人科の原田美由紀と申します。まず、このような栄誉ある機会を賜りましたことに心より感謝申し上げます。

  今回の学術集会にあたり、「ともに支える、ともに学ぶ」をテーマとしたいと考えております。本学会の先生方には申し上げるまでもないことですが、心理支援は生殖医療を受ける当事者たちにおける治療に伴うストレスを軽減します。さらに私たちの実施した多施設共同研究において、FertiQOL質問票を用いて評価した不妊に関するQOLと体外受精治療成績は相関する傾向が明らかとなっており ( 2024年 1月現在投稿中 ) 、良好な治療結果の達成のためにも心理支援が有効である可能性があります。心理支援の提供において多職種の医療者の協力は不可欠であり、「ともに支える」ことの重要性を科学的根拠とともに議論する、そんな学術集会にしたいと考えております。また、医療者がそれぞれの得意分野を活かすことは重要ですが、一方で、診療における極端な分業化は、医療者が診るのは疾患ではなく患者さんであるという原則とは相反するものです。医療者が互いの職種をリスペクトしてお互いにその得意分野を学びあう、すなわち「ともに学ぶ」ことにより、最良の医療を提供するという共通の目的に向かってともに高めあっていく、そんな学術集会にできればと考えております。

  さらに学術集会の意義として、学会外への発信という視点も重視したいと考えております。本学術集会に集う方々はみな、生殖医療における心理支援の重要性を十分に理解し、現状の問題点を明らかにして、よりよい支援を提供するために自身の知識、技量を高めようとするエキスパートです。しかしいくら学術集会で熱い議論を重ねても、広く生殖医療に関わる医療者、医療を受ける当事者たち、さらにそれを取り巻く方々を含めた社会においてその重要性が理解されなければ、患者さんに必要とされる医療、支援を届けることはできません。生殖医療に対する社会の関心は、2022年 4月の生殖補助医療に対する保険適用の導入を機に高まっています。生殖医療における心理支援の重要性を、さまざまな力を借りてこの学術集会から発信したいと考えております。

  本学術集会が皆さまにとって、またこの分野の将来にとって実り多いものとなるよう尽力いたしますので、先生方のご指導、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

開催概要


日本生殖心理学会 第21回 学術集会 プログラム

参加費

会員・非会員 区分 医師 医師以外 意見交換会
事前登録 15,000円   8,000円 一律 5,000円
当日登録 17,000円 10,000円 *事前登録のみ

  いますぐ参加申込 参加受付期間: 2024年 10月21日 ( 月 ) ~ 2025年 1月20日 ( 月 )

抄録集

会員は無料配布、非会員は特別頒布¥3,000-といたします。当日会場で配布予定です。

 

一般演題募集

意見交換会

会場アクセス

日本生殖心理学会 第21回学術集会 会場案内図

学術集会 会場

都市センターホテル

ご共催・ご協賛について

ページの先頭へ戻る