がん・生殖医療専門心理士 資格更新制度について
資格取得者の専門的資質を保障するためのシステムとして、「がん・生殖医療専門心理士」には5年ごとに資格更新が義務づけられています。これは「がん・生殖医療専門心理士」の生涯研修的課題ともいえるもので、50ポイントの評価を前提に、この資格更新が実施されています。「がん・生殖医療専門心理士」の資格は生涯資格ではなく、研修を義務づけたうえでの資格の更新という厳しい基準を有した資格制度です。
この手続きは、資格の発効日から5年ごとに行われます。具体的には、認定後5年を経過するまでに、下記の 1. ~ 4. の研修等に参加 ( 発表 ) し、計50ポイント以上を取得していなければなりません。但し 1. は必須となります。
( 2016年認定者のみ初年度を2018年3月31日までとします。従って初回認定は2016年8月1日から2022年3月31日までとなり、以降更新認定は4月1日より5年後の3月31日まで。)
領域:
- 本学会及び日本がん・生殖医療学会が主催する「学術集会」または「継続研修会」等で合計30ポイント以上の取得
- 本学会が認めるがん生殖医療分野における関連学会・団体が主催する「大会 ( 学術集会等 ) 」または「研修会 ( ワークショップ・セミナー等 ) 」への参加
- 本学会が発行する学会誌、もしくは本学会が認めるがん・生殖心理カウンセリング関係の研究論文の公刊及び著書の出版
- 本学会が認めるがん・生殖心理カウンセリングに関する教育・啓蒙活動
1.、2. の対象となる学会等ならびにポイントについては、別資料「がん・生殖医療専門心理士」資格継続認定対象学会・研修会リスト」を参照してください。なお、2. について、リストに掲載されていない学会等で研修ポイントの申請を希望する場合には、プログラムや抄録集 ( コピー可 ) を添付して申請を行ってください。学会理事会で継続研修として適当と判断された場合にはポイントを算定します。
3. について、本学会が発行する学会誌以外は、以下のようにポイントを算定いたしますが、算定対象となるかどうかの判断は学会理事会で判断いたしますので、ご了承ください。
- オリジナルの著書: 15ポイント
- 学術雑誌に発表した原著論文: 8ポイント
- 啓発的な著作物 ( 訳書・テキスト・ビデオ教材 ): 5ポイント
( 注 ) 共著の場合は、その著者数で除したポイントを各自取得する。
4. については、以下のようにポイントを算定します。
- 学術団体、自治体、不妊当事者団体 ( 支援団体含む ) が主催する、がん生殖分野での心理カウンセリングや不妊相談に関する研修会、講演会の講師: 5ポイント
- 学術団体、自治体、不妊当事者団体 ( 支援団体含む ) が主催する、がん生殖分野での心理カウンセリングや不妊相談に関する研修会、講演会の企画・運営 ( 主体となり実施した場合に限る ): 5ポイント
( 注 ) 所属する医療機関が主催する患者説明会等での講演等は算定対象となりません。
がん・生殖医療専門心理士用 更新資料
資格更新申請書
資格更新 学会・研修リスト ( 91KB )
資格更新制度および申請書の作成について ( 208KB )